慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群とは


三羽邦久 副理事長 / ミワ内科クリニック 院長

慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)は身体疾患です。精神病ではありません。強度の疲労感のため、仕事ができなくなり、日常生活もまともにできなくなってしまう疾患です。労作後の消耗の遷延と立位維持困難は患者にほぼ共通して見られます。集中力低下、思考力低下や頭痛、筋肉痛、関節痛、睡眠障害、めまい、ふらつきなど多彩な症状を引き起こします。原因不明でしたが、最近、筋痛性脳脊髄炎に伴う中枢神経系の機能調節障害ではないかと言われるようになりました。
当院には全国から患者さんがお見えになります。難治性ですが、特に発症早期例では回復のチャンスがあります。身体疾患としての理解が大切です。不適切な精神科的治療はチャンスを逃がしてしまいます。いろいろな治療法が試みられており、希望もあります。
多くの方々の関心と理解が深まり、支援の輪が広がることを期待します。
この病気の啓発にスタッフ一同、応援しています。